●内陸独特の暑さ、奈良県も害虫注意県!
海がなく、内陸独特の温暖な気候を持つ奈良県も害虫・害獣にとって暮らしやすい要注意都道府県の一つです。人口は全都道府県中30番目の約140万人ですが、面積が狭く人口密度は全都道府県中14番目と高いのです。そのため多くの住宅地が存在しておりシロアリ駆除などの害虫駆除依頼が多く存在します。内陸県であり水辺があまりないという印象の奈良県ですが、奈良盆地の温暖な気候が害虫・害獣を呼び寄せてしまうのです。
●住宅街でのシロアリ被害に注意!
奈良県はその人口のほとんどが奈良市や橿原市といったような北西部に集中しており、大阪府のベッドタウンとして栄えています。奈良県東部が山地に囲まれており人が住みにくいということと、北西部は大都市大阪府に通いやすいという理由があるようです。そのため人口が集中している県北西部でのシロアリ被害が多発しています。住宅街ということもあり、住宅街でシロアリ駆除の依頼があると近所の人も心配になり調査を依頼するという傾向にあるようです。
●4月のシロアリ群飛に要注意!
奈良県はシ住宅街でのシロアリ駆除の依頼が多い県です。太平洋側でよく発見されるとても被害を大きくするイエシロアリは奈良県内ではほとんど見られませんがそのかわりヤマトシロアリの被害がとても多くなっています。ヤマトシロアリは4月の下旬ごろから5月の上旬ごろにかけて生息地を広げるために羽が生えて、大量の数で飛び回り新たな場所で繁殖を始めます。通常の黒アリはこのような早い季節に大量に飛ぶということはないので、同じような現象を見かけたらすぐにシロアリ駆除の調査に来てもらいましょう。
●奈良県で目撃報告が多い害虫・害獣は?
奈良県内で多い害虫・害獣はまず圧倒的にシロアリ駆除の依頼が多いです。ヤマトシロアリが4月の終わりごろ群飛をしていて、お風呂場などでも発見されたという方からの相談をよく受けます。見慣れない生き物ではありますが、その季節に羽の生えたアリのような生き物が大量に飛んでいるのを見たらまずシロアリと思って間違いないでしょう。そのほかにもゴキブリ駆除や寺院などのイタチ駆除の依頼が多くあります。