●関西では大阪に次ぐ大都市兵庫県
兵庫県は神戸市を中心に人口が550万人以上と関西では大阪に次ぐ2番目、日本の都道府県でも7番目に位置する大都市です。人口密度も全国8番目となっており、神戸市だけでなく尼崎市、芦屋市、宝塚市、姫路市といった大都市も多数ある県です。都市の部分も多いのですが、六甲山地を中心とした山地や盆地、渓谷なども多くあり、海山など自然とのバランスも取れている県であるといえます。このような自然と都市が調和されている地域は害虫・害獣の被害も多くなってしまいます。
●コウモリなどの害獣被害が多発!住宅地は要注意!
兵庫県はほとんどの都市でシロアリやコウモリの害虫・害獣による住宅被害が多発しています。コウモリの被害というのはあまり耳慣れないかもしれませんが、今住宅街でとても被害が多い害獣のひとつです。基本コウモリは住宅の屋根裏などに住みついて糞などの被害を与えますが、最近は家の雨戸の戸袋などにも住みつくようになってしまい、より被害件数が多くなっています。害虫・害獣もその生命力の強さから都市に対応できるようになってきています。
●兵庫県ではイエシロアリが出ます!6月は要注意!
日本で被害が多いシロアリは主に2種類おり、ヤマトシロアリとイエシロアリです。イエシロアリは活動範囲が広く、家の2階部分といった高いところまで食害してしまいます。そのため被害がとても大きいものになり駆除もヤマトシロアリより大規模になってしまい駆除料金も高くなります。そのため、イエシロアリを見たらすぐに対応することが大事なのですが、通常ほとんどヤマトシロアリと見分けがつきません。一番大きな違いは群飛をする季節の違いで、ヤマトシロアリが4月下旬ごろに対してイエシロアリは6月下旬ごろです。家の2階部分でシロアリの食害があったり、6月下旬ごろに羽の生えたシロアリの群飛を見た場合、イエシロアリである可能性が高いです。
●恐怖の毒クモ、セアカゴケグモの目撃例あり!
一時テレビなどで話題になったことのある毒グモ『セアカゴケグモ』はかつて日本には存在しませんでした。そもそも毒グモというものが日本には存在していなかったのですがここ20年ほどで外来種の毒グモが発見され、生息しているという確認もされるようになりました。そのクモがセアカゴケグモで、1cmほどととても小さい黒いクモで背中に赤い模様があるのでこのような名前で呼ばれています。外来種でなぜ日本で目撃されるようになったかは謎ですが兵庫県では港付近で発見されています。