●本州最南端の山口県。その特徴とは
山口県は中国地方、本州の最南端に位置しており、九州地方に隣接した県です。
人口は全都道府県中25番目の約143万人で、人口密度も28番目と人口に関しては全都道府県の中間あたりになります。
日本海瀬戸内海に囲まれた温暖な地域で梅雨の時期や台風時の降水量が多くなっており、湿気を好む害虫などには住みやすい地域となっています。
実際に海沿いだけでなく内陸部でもシロアリやゴキブリの被害が多く報告されています。
●漁業や物流が盛んな山口県。企業からの害虫・害獣駆除依頼も多発!
県の北、西、南と三方向が海に囲まれている山口県、当然漁業は盛んで日本一のフグの市場取扱量であることは有名です。
また、山陰新幹線や国道2号線といった日本の大動脈といえる道路が中央を通っていることから物流業も盛んで、倉庫なども県内さまざまなところに存在しています。
倉庫や漁業組合などは毎年夏になると害虫・害獣被害に悩まされ駆除や予防の依頼が多くなります。
特に人の口に入るものを取り扱う食品倉庫業や海産物加工場などからの相談が多くなっています。
●住宅街も注意が必要!温暖な気候で害虫・害獣被害多発!
山口県は本州最南端で県内には盆地もあり、夏期はとても暑くなります。
このような温暖な気候が害虫・害獣にとっては好都合で、毎年多くの駆除依頼が住宅街を中心に発生します。
県西部の海沿いには下関市、宇部市、中部には県庁所在地である山口市や周南市、県東部には岩国市といった住宅地があり、毎年多くの害虫・害獣被害が出ています。
とくに海岸を含む水辺の近くの都市からの害虫・害獣駆除依頼が多い傾向にあります。
●山口県で事例の多い害虫・害獣駆除は
山口県内で最も多いのはスズメバチの巣の駆除依頼です。
温暖な気候により8月から9月にかけて民家の屋根の下や倉庫の中などに巣を作り、時には直径が30センチを超える緒方のスズメバチの巣の駆除依頼があります。
スズメバチは巣を作ってしまうと周りを飛び回るため、その住宅だけでなく近所の方にも迷惑をかけてしまうという理由から急いで巣の駆除をしてくれという依頼があります。
そのほかにはシロアリやゴキブリ、イタチなどといった害虫・害獣駆除の依頼が多くなっています。