●九州最南端の県、鹿児島県の実態とは?
鹿児島県は九州最南端に位置しており、活火山である桜島などが有名な県です。人口は48都道府県中24番目の約169万人となっており、県の3方向が海に面しており、とても温暖な気候となっております。県庁所在地である鹿児島市のほかに霧島市や鹿屋市とった中核都市があり、奄美大島という有名な島も鹿児島県の管轄になっています。一年を通じてとても温暖で、台風の通過が多く湿度も高いため毎年多くの害虫・害獣被害に悩まされる地域となっています。
●シロアリ・ゴキブリ被害の多発地帯!家屋の湿気に注意!
鹿児島県は温暖な気候と高い湿度で、シロアリやゴキブリにとっては繁殖がしやすい環境であると言えます。シロアリは見た目は黒アリに近いのですが、昆虫の種類でいうと、黒アリは蜂の仲間で、シロアリはゴキブリの仲間になります。そのためシロアリとゴキブリは湿度の高い民家の床下などを好む傾向があり、雑食性のためなんでも食べてしまうのです。シロアリも食害するのは木材だけかと思いがちですが、家具や畳はもちろんのこと、本や新聞、衣服といった繊維質のものまでかじってしまいます。とても繁殖力が強いシロアリとゴキブリ、見つけたらすぐに駆除専門業者にお願いをしましょう。
●シロアリの群飛を8月に見たら要注意!
シロアリは基本4月ごろ羽が生えて群れで飛ぶ「群飛」という行動を毎年行います。その時期になると一斉に飛び上がるのですが、ある種類のシロアリはその時期よりも遅れ8月ごろに群飛をするものが存在します。それがイエシロアリといわれるもので、一般的な4月に群飛するヤマトシロアリに見た目はそっくりなのですが、被害の大きさはイエシロアリのほうがはるかに大きくなります。イエシロアリは高いところにも登ることができ、住宅の2階部分、天井裏なども食害してしまいます。また、繁殖力がマトシロアリよりも強く、あっという間に被害が広がってしまうので8月ごろ羽アリの群飛を見たらすぐに駆除業者に相談しましょう。
●鹿児島県内で被害報告が多い害虫・害獣は?
鹿児島県内ではシロアリ駆除の相談がもっとも多くなっています。九州地方は高温多湿の気候のためシロアリ被害がもっとも多い地域であるといえます。シロアリが繁殖してしまうところは仲間であるゴキブリにとっても繁殖しやすいということになるので、ゴキブリ駆除の依頼も夏場はもちろん冬場でも多くあります。そのほかには農作物をイタチなどの害獣に食害されて困っているので駆除してほしいといった依頼や、住宅街での鳩の糞被害やスズメバチの巣の駆除依頼など多岐にわたっています。